「顔面シャワー」を生んだ男。村西とおる。その時代。

みなさんも「ナイスですね~」のセリフは記憶にあるんじゃないでしょうか。

「ハメ撮り」「駅弁ファック」「顔面シャワー」を生んだ男。村西とおる

その中で「顔面シャワー」が生まれた当時の描写が本橋信宏著『AV時代:村西とおるとその時代』のなかで詳細に書かれていました。

著者の本橋は、村西監督にとあるAVを見ろと言われる。

「ハワイロケの作品をオムニバスにした珠玉の一本をこれから鑑賞しなさい。そして君の感想を聞きたいんです」
(中略)
動物的な嗚咽と本能的に動く腰のアップがつづいた後、男が陰茎を抜き取ると素早く女の顔に近づけ大量の精液がふりかかっていく。
男の残した液体が女の顔から流れていくと画面は変わり、再び別の女と男による性交シーンがはじまった。男は最近AV男優として登場しだした若手の速水健二だ。
彼もまた性交をしながら腰を話して女の顔にペニスを持っていき体液をほとばしらせた。こんな調子でAV女優の顔に精液がふりそそぐシーンがつづいた。
(中略)
「どうだ? 顔面にシャワーのようにふりそそぐ男汁。もうこれしかないんですね、アダルトビデオは。本番をやったその後で顔に必ず発射させる。こんな作品はアダルトビデオ業界広しといえどもわたくしどもの所だけなんですよ。そうだろ、本橋。どうだ、感想は」

その後、著者は、実際に村西とおるが顔射をするビデオの撮影をみることになる。

背中を小粒の汗で光らせた男が休むことなく往復運動を繰り広げていくと、深見愛が「いく、いく」と声を張り上げた。
それに合わせて村西とおるはおかまのような声で「いくいくってどこに行くのー? 行くっていってそんなにしぼっちゃだめー」と言った。
神を振り乱した村西とおるの動きが早まり、ふたりの性交が幕を閉じようとしている。
女から離れた男はペニスを握り四、五回こすり女の顔にとめどなく放出した。
深見愛の顔が大量の精液で汚れていく。
「でたでたでたでた、でましたよー!」
勝ち誇ったかのように中年男は絶叫した。
ベッドに倒れたままの深見愛は男の残した体液をぬぐうことも忘れ、呆然としたままだ。
村西節は怪しく滑稽だった。足を引きずった青年や目の見えない画家や頬に火傷痕のある少女の姿はもうそこにはなかった。ただひたすらみずからの言語感覚に酔いながら女の顔に射精する。三十七歳の男が寄り道をしながらたどり着いたのはそんなアダルトビデオだった。

今では、顔面シャワーなどあたりまで、ありとあらゆるところで顔射されていますけれども、当時はこれは本当に画期的だったことのようです。

村西とおる以前と以後でどれだけAV業界が変わったのかがよくわかるエピソードですね。こういった発明がいまでもどんどん生み出されているんでしょう。

なお、顔射なんてどこの有料アダルトでも山ほど見れますが、陵辱系顔射動画が見たいなら、マニア王メス豚がオススメです。

ゲイ・男優, コラム」カテゴリの人気記事

コメントを残す